インボディ(InBody)シリーズ紹介

InBody570 【販売/リース】

インボディ270・470・370・570・770・S10を販売しています

高精度で測定も早いInBody 環境に合わせて結果用紙のカスタマイズ

InBody インボディ570

InBody570は測定モードの選択や結果用紙のカスタマイズ機能など、従来のInBodyにはない機能を提供する機種です。音声ガイダンスやワイヤレス通信も対応しており、使いやすさを追及したインボディです。
使いやすくなったInBody、測定者の目的に合わせてカスタマイズしてください。

インボディ770
簡単且つ迅速な測定
音声ガイダンスと画面案内に従って、誰でも簡単に測定 することができます。高周波を含む多周波数分析をしな がら、測定時間が約30秒と短いこともInBody570の特徴 です。
インボディ770
選択できる測定モード
セルフモードは、体重を計測して身長を入力するだけで 測定が行えるため、管理者の立ち合いが要りません。 専門家モードは、管理者の指導の下で測定するモードで、 体成分に対する詳細な情報がInBodyの画面から提供 されます。
インボディ770
ワイヤレス通信対応
Wi-FiまたはBluetoothを使うことによって、InBody570を ワイヤレスでパソコンにつなぐことができます。測定した データは指定したパソコンで閲覧したり管理することが 可能です。使いやすくなったInBody、測定者の目的に合わせてカスタマイズしてください。(別途Lookin’Body の購入が必要です)

主 要 仕 様

  • 生体電気インピーダンス
    生体インピーダンス(Z) 3種類の周波数(5kHz、50kHz、500kHz)で、5つの部位別(右腕、左腕、体幹、右脚、左脚)にインピーダンスを測定
  • 電極方式
    8点接触型電極法
  • 測定方法
    部位別直接多周波数測定法(Direct Segmental Multi-frequency Bioelectrical Impedance Analysis Method、DSM-BIA 方式)
  • 結果項目
    体重、体水分量、細胞内水分量、細胞外水分量、除脂肪量、筋肉量(部位別)、タンパク質量、ミネラル量、体脂肪量(部位別)、体脂肪率、基礎代謝量、内臓脂肪レベル、BMI、体成分履歴( 8回分測定結果)、 インピーダンス(部位別・周波数別)
  • 体成分算出
    経験変数(性別、年齢)の排除

機 能 仕 様

  • ロゴ表示:結果用紙に施設名、住所、連絡先の記載が可能
    結果確認 : LCD画面(測定直後)、結果用紙、データ管理ソフトLookin’Body
    結果用紙の種類:体成分結果用紙(専用/内蔵)、小児用結果用紙(内蔵)
    測定音 : 測定時の進行状況、環境設定保存、個人情報入力を知らせる案内音及び測定時の音声ガイドの設定可能
    測定姿勢:立位
    電極の種類 :接触型電極
    測定画面 :セルフモード及び専門家モード
    管理者メニュー :測定環境に合わせてInBody570の機器設定及び測定データの確認
    結果保存 :ID入力時に測定結果保存(測定合計100,000回まで保存可能)
    データコピー :USBメモリーに保存可能(Excel、Lookin’Bodyで確認可能) ※株式会社インボディ・ジャパンが推奨するUSBメモリー
    データバックアップ:USBメモリーで機器に保存されたデータのバックアップと復元
    プリンター接続 :USBポート
    オプション:データ管理ソフト(Lookin’Body120)、サーマルプリンター、手動身長計BSM170、専用携帯用バッグ、専用支持台、バーコードリーダー
  • そ の 他 仕 様
    使用電流 : 200uA(±40uA)
    消費電力: 30VA
    アダプタ :[電源入力] 100-240~、50/60Hz、1.2A [電源出力] 12V、3.5A
    表示画面 :600×1024 7inch Color TFT LCD
    入力インタフェース :タッチスクリーン、キーパッド
    外部インタフェース: RS-232C×4、USB Host×2、USB Slave×1、LAN(10T)×1、Bluetooth×1、Wi-Fi×1
    対応プリンター:株式会社インボディ・ジャパンが推奨するプリンター
    装置寸法:W522×L893×H1113mm
    装置重量:24kg
    測定時間 :30秒
    動作環境 : [温度] 10~40℃ [湿度] 30~75%RH [気圧] 70~106kPa
    運送及び保管環境: [温度] -20~70℃ [湿度] 10~95%RH [気圧] 50~106kPa(結露がないこと)
    体重測定: 検定付 [ひょう量] 250kg [目量] 0.1kg [着衣量(PT)] 0~5.0kg(0.1kg単位 [精度等級] 3級 検定無 [ひょう量] 200kg [目量] 0.1kg [着衣量(PT)] 0~5.0kg(0.1kg単位)
    身長範囲 :110~220cm
    測定対象年齢:6~99歳
    ※性能改良のため仕様・デザインは予告なしで変更することがありますのでご了承ください

導入先

  • 内分泌内科
  • 診療施設
  • 整形、リハビリ ・透析(肝臓内科)、栄養科、研究機関など

InBody570結果帳票

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40以上の結果項目から目的に見合った項目を選択することができます

① 体成分分析

体重を構成している体成分の測定結果を提供します。InBody570は4区画モデルに基づいて体成分を分析します。4区画モデルというのは、人体の構成成分を体水分・タンパク質・ミネラル・体脂肪の4つに区分する理論です 。

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  • 体水分量 (Total Body Water)
    健康な人は約50~70%が水分です。水分は摂取した栄養素を体の細胞に届け、老廃物を体外に排出する運搬の役割をしています。
  • タンパク質 (Protein)
    体水分と共に筋肉の主な構成成分です。タンパク質量が足りないというのは、細胞の栄養状態が良くないことを意味します。
  • ミネラル量(Minerals)

    ミネラルの約80%は骨にあり、体を支える役目をします。不足すると骨粗鬆症や骨折の危険性が高まります。ミネラル量は除脂肪量と密接な相関関係にあります。

  • 体脂肪量 (Body Fat Mass)

    食事で摂った栄養分は消化吸収され活動のエネルギーとして使われます。使いきれなかったエネルギーは脂肪細胞に蓄積され、肥満の原因となります。

② 筋肉・脂肪

筋肉と体脂肪の均衡が分かります。数値は各項目の測定値を示します。棒グラフは各項目の理想値に対する比率を意味します。つまり、表にある100%は測定者の体格(身長)から算出した理想体重を基準とした理想値を意味します。

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  •  結果の簡易評価方法
    下記のように棒グラフの先端を線で結び、その形から様々な体型に分類し、容易に評価が可能です。

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なお、この項目が示している筋肉量は骨格筋量ではありません。人体を組成・化学的な面からみて、体重から体脂肪量や骨ミネラル量を除いた部分をSoft Lean Massと言い、これに最も近い言葉 として筋肉量と表現しています。InBodyの筋肉量は、DEXAが提示する筋肉量(Lean Soft Tissue Mass;除脂肪軟組織量)と定義が一致します。

③肥満指標

測定者の体型と肥満の有無が分かります。 体重と身長を利用したBMIだけでは肥満度の判定に限界がありますが、BMIと体脂肪率の比較から体型や肥満度を把握することができます。筋肉量を四肢と体幹の部位別に測定し、標準体重と現在体重の 2 つの基準から各筋肉の発達具合をグラフで提供します。グラフからは各筋肉の発達程度と共に身体の上下・左右が均衡に発達しているかも評価できます。

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④ 部位別筋肉量

筋肉量を四肢と体幹の部位別に測定し、標準体重と現在体重の 2 つの基準から各筋肉の発達具合をグラフで提供します。グラフからは各筋肉の発達程度と共に身体の上下・左右が均衡に発達しているかも評価できます。

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部位別(右腕・左腕・体幹・右脚・左脚)の筋肉量と発達程度を確認することができます。
【腕の筋肉発達程度】男性標準範囲: 85~115% 女性標準範囲: 80~120%
【脚の筋肉発達程度】男女共通標準範囲: 90~110%
【体幹の筋肉発達程度】男女共通標準範囲: 90~110%

⑤体水分均衡

InBodyは、体水分量を更に細胞内水分量と細胞外水分量に分けて測定します。細胞外水分比 (ECW/TBW)は体水分量に対する細胞外水分量の比を意味し、体水分の均衡度を反映する指標になります。

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⑥体成分履歴

測定 ID毎に直近データを 8 件まで表示します。体重・筋肉量・体脂肪率・細胞外水分比が確認できます。

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⑦InBody点数 (InBody Score)

一般の方が体成分の測定結果を簡単に理解していただけるように点数化したものです。除脂肪量と体脂肪量の実測値を標準値と比べることで点数を算出します。特に医学的根拠はありません。InBody点数は80点を基準とし、体重調節の筋肉調節量が+1㎏、脂肪調節が±1㎏ごとに点数は1点下がります。また、筋肉量が標準より1㎏多くなるにつれて点数は1点ずつ上がります。点数が高い場合は、筋肉が多く体脂肪が標準的な状態で、点数が低い場合は、筋肉と脂肪の均衡が良くない状態を意味します。体内の水分均衡が崩れている場合、点数は表示されません。
70点以下:虚弱型、肥満型 / 70~80点:一般型 / 80~90点:健康型 / 90点以上:筋肉型
【例】

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⑧ 体重調節

適正体重は標準BMIから求める標準体重とは異なる概念です。 標準体重は身長に相応しい体重であり、単純に身長を考慮したものですが、適正体重は測定者の体成分を考慮し、 筋肉量と体脂肪量が理想的になった状態の体重です。 例えば、筋肉量が多くて体重が重い場合、筋肉量をわざと減らす必要はないため、適正体重は標準体重より重くなります。
【例】

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⑨栄養評価 (Nutrition Evaluation)

タンパク質量タンパク質量が標準値の90%未満の時、不足とチェックされます。低体重でよく見られ、筋肉不足や栄養状態が悪いことを意味します。
ミネラル量ミネラル量が標準値の90%未満の時、不足とチェックされます。不足の場合、関節炎・骨折・骨粗鬆症等が現れやすくなります。
体脂肪量体脂肪量は筋肉量との相互比較によって、不足・良好・過多とチェックされます。 標準体脂肪量の80%未満なら不足、160%以上なら過多、その間は良好と評価します 。
【例】

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⑩肥満評価 (Nutrition Evaluation)

BMI WHO基準に従って、18.5~24.9は標準、18.5未満は低体重、25.0~29.9は過体重、30.0以上はひどい過体重と評価します。 体脂肪率 男性の場合、体脂肪率が20%未満なら標準、20~25%なら軽度肥満、25%以上なら肥満です。女性の場合、体脂肪率が28%未満なら標準、28~33%なら軽度肥満、 33%以上なら肥満です。

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⑪ 筋肉均衡 (Lean Balance)

上半身均衡・下半身均衡 上半身は両腕の筋肉量の差が6%以上をやや不均衡、10%以上を不均衡と評価します。 下半身は両脚の筋肉量の差が3%以上をやや不均衡、5%以上を不均衡と評価します。

上下均衡 両腕と両脚の筋肉量をグラフで表した際にグラフの長さの差が1目盛以上はやや不均衡、2目盛以上は不均衡と評価されます。

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⑫ 部位別体脂肪量

部位別の体脂肪量を分析する項目です。グラフの長さは標準体重に対する体脂肪量の多さを表します。

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⑬ 研究項目 (Research Parameters)

内臓骨格筋量 (SMM; Skeletal Muscle Mass) 随意的な運動が可能で筋組織による横紋を持っている筋肉を意味します。 全体の筋肉量から内臓筋や心臓筋等の筋肉成分を除いた値であり、四肢の筋肉量は骨格筋量のみで構成されています。
基礎代謝量 (REE; Resting Energy Expenditure) 呼吸や心臓の鼓動など生命維持に必要な最小限のエネルギーです。 InBodyで計測した除脂肪量に基づき、次のカニンガムの公式を利用することで算出します。※ 基礎代謝量(安静時代謝量)=370+21.6×除脂肪量

腹囲 (WC; Waist Circumference) 体成分を基に算出した腹部の周囲長の推定値です。 お臍を基準にしており男性は85cm、女性は90cmが境界値です。
骨ミネラル量 (BMC; Bone Mineral Content) Bone Mineral Content、若しくはOsseous Mineral Massと言い、骨に存在するミネラル成分の総量を意味します。 また、骨ミネラル量と筋肉量の合計が除脂肪量であることから、除脂肪量から筋肉量を引いた値にも相当します。骨ミネラル量はミネラル量全体の約80%を占め、残りの約20%は体内にイオン状態で存在する骨外ミネラル量(Non-osseous Mineral Mass)として、タンパク質と一緒に筋肉の構成成分となります。

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⑭ インピーダンス (Impedance)

部位別・周波数別にインピーダンスの値を表示します。 インピーダンスは周波数を持つ交流電流が体水分に沿って流れる際に発生する抵抗であり、全ての体成分結果の基となる値です。   InBody測定が最後まで正常に行われたのであれば、インピーダンスは各部位と各周波数の特性に合う値が計測されるので、 下記を基準にエラーの一次判定ができます。
計画表作成方法
インピーダンス確認方法
① 5-250kHzの間で僅かでも逆転している箇所がある
② 体幹インピーダンスが50を超え、四肢インピーダンスが700を超える箇所がある
③ 体幹で10Ω、四肢で100Ω以上、インピーダンスが急激に下がった箇所がある
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