最新、最上位機器！InBody970をご紹介

こんにちは。株式会社タクミのインボディブログ担当、メグミです。

2022年4月に新発売され、世界中で大注目の『InBody970』
みなさんはもう、ご存じですか？今回は、最新かつ最上位機器『InBody970』に注目して、詳しく紹介していきます。

InBody970とは？

InBody970は現在販売中のInBody(インボディ)機器のシリーズの中では、最も精度が高く、目的に応じてさまざまな項目の測定・評価が可能な医療用体成分分析装置です。

1kHzの低周波数から3000kHzの高周波数の幅広い多周波電流を用いて、体成分をより正確に測定することができます。また、体成分を解釈するための従来の結果用紙に加え、相談・臨床評価・研究比較などに役立つための様々な形式の結果用紙を提供します。

InBody970の結果用紙を見てみましょう

それでは早速、InBody970の結果用紙を見てみましょう。こちらです！

InBody970の結果用紙、ここがスゴイ！

InBody970の結果用紙で、注目すべき点はズバリ、『部位別体水分均衡』です。部位別筋肉量の項目の横にこのように表示されています。

全身の体水分均衡については、従来に機器でも結果項目がありましたか、InBody970ではそれが部位別に測定可能です。
右腕・左腕・体幹・右脚・左脚とそれぞれの部位ごとの体水分均衡を測定することで、より詳しく体成分の状態やバランスを把握ことが可能になりました。

体水分均衡とは？

では、『体水分均衡』とは何かについて、さらに理解を深めていきましょう。

体水分量(TBW)に対する細胞外水分量(ECW)の割合のことを『細胞外水分比（ECW/TBW）』と呼び、これが体水分均衡(つまり体の中の水分バランス)を知るために用いられる数値です。
健康な身体では、常に0.380前後の一定の数値で維持されています。一般的に4.00を超えると高いと評価します。

例えば、むくみを伴う疾患(腎不全・心不全・肝硬変・糖尿病など)がある場合、細胞外水分量(ECW)が高くなりやすく、細胞外水分比（ECW/TBW）上がる傾向があります。
また、加齢・サルコペニアなどで栄養状態が悪化した場合には、細胞内水分量(ICW)が減少しやすく、その結果、細胞外水分比（ECW/TBW）高くなります。
このように細胞外水分比（ECW/TBW)は、むくみを表す指標であると同時に、栄養状態や疾患の重症度を示す指標としても、広く使用されています。

測定者のために新たに追加された機能・デザイン

InBody(インボディ)970には、新たにいくつかの機能・デザインが追加されていますので、いくつか紹介します。
使用者のパターン分析をもとに、測定の正確さ、測定者の使いやすさ、データの閲覧・管理のしやすさをより追求した設計を採用しています。

体重測定

新しいアームは測定者の体を支えられるようしっかりとした設計になっています。画面に触れた状態や、手電極を握った状態でも、誤差なく正確に体重を測定できます。また、体重測定のひょう量は300kgまで対応しています。

指紋認証

左の手電極部分に指紋認証インターフェースを搭載しました。指紋が認証されると個人情報が自動的に表示され、測定者情報の入力をわずか5秒に短縮します。

QRコード

InBodyアプリで機器や結果用紙上に表示されるQRコードを読み取れば、測定者自身でスマートフォンから結果を閲覧、管理することができます。

BAND認証

InBodyBANDを着用している場合、InBodyBANDを認識して測定者情報を自動で登録できます。

まとめ

いかがでしたか？今回は、2022年4月に新登場した最上位機器『InBody970』について紹介しました。
InBody970は、正確な測定が可能な高精度体成分分析装置であることに加え、結果項目も充実しているのが特徴です。医療施設や大学・企業の研究施設などで、臨床検査・臨床試験・栄養指導・健康指導のツールとして幅広く活用されています。

株式会社タクミでは、もちろん最新機種『InBody970』のお取り扱いも実施しております！
ご興味・ご相談・ご質問のある方は、お気軽にお問い合わせください。

インボディブログ担当：メグミ