インボディBWAをご紹介! InBodyBWA(管理医療機器)
インボディ代理店の株式会社タクミです。
今回は、「インボディBWA」のご紹介をさせていただきます!
最上位機種のインボディBWAは、測定精度が高く、目的に応じてさまざまな項目の測定・評価が可能な医療用体成分分析装置です。
1kHzの低周波数から3000kHzの高周波数の幅広い多周波電流を用いて、
体成分をより正確に測定することができ管理医療機器なので保険点数が適用できます。
立位だけでなく座位や仰臥位でも測定ができるので、測定環境や被験者の状態に合わせて
測定姿勢を選択でき、重症度が高く立位姿勢がとれない患者をベッドサイドで測定できます。
目次
デザインと構成内容
測定姿勢の選択
InBodyBWAは、管理医療機器ですので保険点数が適用できます。
立位はもちろん座位や仰臥位でも測定できることが最大の特徴です。
仰臥位(下)・立位(左)・座位(右)
測定環境や被験者の状態に合わせて測定姿勢を選択することができるので
重症度が高く立位姿勢がとれない患者様の多い診療科でも、入院・外来を問わずに活用ができます。
周辺機器
使用時の利便性を高める様々なアクセサリーをご紹介します。
【USBメモリー】
測定データをソフトに移したり、CSVファイルでエクスポートすることができます。
【バッテリーパック】
院外など電源がない場所でも、長時間InBodyを使用することができます。
【サーマルプリンター】
簡易的に印刷ができる熱転写式プリンターで、トナーやインクが必要ありません。
【レーザープリンター】
測定した結果を専用結果用紙、またはA4用紙に印刷できます。
電極の特徴
装着式電極は、使用方法も簡単です。
【移動用カート】
臨床現場に最適化された移動用カートは電極とケーブルをすっきり整理できるように収納場所があります。
また、キャスターが付いているので、自由に施設内を移動することができます。
【装着式電極】
装着式電極は手首の骨頭とくるぶしの中心に合わせて取り付けることで、簡単に測定することができます。
【付着式電極( オプション)】
付着式電極(オプション)は強い浮腫みなどで装着式電極が固定できない場合、
付着式電極ケーブルと専用の使い捨て電極を使用することで測定できます。
InBodyBWAの結果用紙
①体成分分析
体を化学的観点から4 つ( 体水分・タンパク質・ミネラル・体脂肪) の成分に分けて現状を表示します。
この表を見ることで、体内成分の均衡が一目で分かります。
非健常者は栄養欠乏・浮腫などの症状が体成分の不均衡となって表れます。
②筋肉- 脂肪
筋肉量と体脂肪量が体重に対して適切であるかを棒グラフで表示します。
身長と性別から求める標準体重を基に筋肉量・体脂肪量の標準値を定めており、
グラフの形から体型を視覚化できます。
③肥満指標
身長と体重で計算したBMI だけでは、体重が標準でも体脂肪率の高い隠れ肥満を正しく評価することができません。
InBodyはBMIと体脂肪率を提供するため、総合的な肥満評価ができます。
④部位別筋肉量
筋肉量を四肢と体幹の部位別に測定し、標準体重と現在体重で
持つべき筋肉量を基準に筋肉の発達具合をグラフで提供します。
グラフからは各筋肉の発達程度と共に身体の上下・左右が均衡に発達しているかも評価できます。
⑤体水分均衡- 位相角
細胞外水分比(ECW/TBW) は体水分量に対する細胞外水分量の割合であり、体の水分均衡を表します 。
健康な体は一定の水分均衡を維持しますが、疾患や栄養不良等で均衡が崩れて高くなります。
⑥体成分履歴
測定ID 毎に直近データを8 件まで表示します。
体重・筋肉量・体脂肪率・細胞外水分比が確認できます。
⑦骨格筋指数
サルコペニアの診断に活用される項目で、直近データを5 件まで表示します。
アジア人における診断基準は次の通りです。
⑧体重調節
体成分を考慮した適正体重と調節すべき筋肉量や体脂肪量を表示します。
この数値を目標にすることで健康的で体成分の均衡が取れた体重管理が可能になります。
⑨部位別体脂肪量
部位別の体脂肪量を分析する項目です。
グラフの長さは標準体重に対する体脂肪量の多さを表します。
⑩部位別水分量
水分量を四肢と体幹の部位別に測定し、標準体重を基準に各水分量が適切かどうかを提供します。
体水分は筋肉の構成成分になるため、部位別筋肉量に比例します。
⑪研究項目
栄養評価・生活習慣指導・研究などでよく活用される項目です。
装置の環境設定から別項目を選択・表示することもできます。
⑫全身位相角
50kHz の交流電流が細胞膜を通過する際に計測される抵抗( リアクタンス)
を角度で表した項目で、体細胞量や細胞膜の構造的完成度に比例します。
そのため、生命予後や重症度の指標として広く活用されています。
⑬インピーダンス
各部位・周波数別のインピーダンス(Z)情報をエラーコードと一緒に表示します。
インピーダンスは交流電流が体水分に沿って流れる際に発生する抵抗であり、全ての体成分結果の基になります。
体水分結果用紙
細胞内・外水分量や水分均衡を見やすく表示し、体水分を中心に体の状態を評価する結果用紙です。
①体水分分析
細胞内・外水分量が体水分量に対して適切であるかを棒グラフで表示します。
標準値を基準にグラフの形から、体水分均衡が取れているか確認できます。
②部位別体水分均衡
体水分均衡を四肢と体幹の部位別に測定・評価し、グラフに可視化することで各部位の水分均衡を把握できます。
③体水分履歴
直近8件までの体水分結果を折れ線グラフで表示します。
体重・体水分量・細胞内水分量・細胞外水分量・細胞外水分比の
推移を一目で確認でき、経時的な変化のモニタリングに役立ちます。
小児用結果用紙
成長曲線は18歳未満に対して、小児用結果用紙を選択した場合に限って印刷されます。
④体成分分析
体を化学的観点から4つ体水分・タンパク質・ミネラル・体脂肪の成分に分けて現状を表示します。
また、各成分の役割も簡単に説明しています。
⑤肥満指標
BMIと体脂肪率で小児の肥満状態を評価できます。
⑥成長曲線
小児標準成長曲線は身長と体重を同年齢の小児と比較することで、成長程度が確認できるグラフです。
評価結果用紙
約20種類の項目から使用目的に合致するものを4つ選択して印刷できる結果用紙です。
これらの項目は印刷せずに LCD 画面上でも確認できます。
①BIVA グラフ
50kHzで計測されるレジスタンス(R)とリアクタンス (Xc)を身長で除して
2次ベクトルグラフ上で表し、測定者の属する位置から体成分の状態を評価する分析法です。
楕円は健常者集団の分布を意味し、健康状態が悪くなると点が中心から離れて下の方向に移動します。
②年齢別分布グラフ
InBodyで測定された 1,300 万件に上るデータを基に、年齢別・性別の分布グラフを提供します。
主要な測定結果を標準範囲だけでなく、年齢別の情報とも比較することで、より現状を考慮した説明ができます。
③マトリックス分析
既に明確なガイドラインが出ている筋肉と水分均衡の評価指標を、
縦横 2 軸の 4 つのフレームを用いて分析することで、測定結果の正しい解釈へガイドします。
比較結果用紙
体成分の変化を確認する際によく使用される項目を全身と部位別、
今回と前回で分かりやすく比較できる結果用紙です。
④前後比較表
体重・筋肉量・体脂肪量・細胞外水分比・位相角の5 項目を
全身と部位別に分け、今回と前回の測定値と変化量を示した表です。
⑤Cole Cole plot
右側の点から5 ・ 50 ・ 250kHz の電流で計測されるレジスタンス(R)と、リアクタンス(Xc)を平面上で表したグラフです。
レジスタンスは電流が体水分を流れる際に、リアクタンスは周波数を持つ交流電流が細胞膜を通過する際に計測される抵抗です。
零点と半円状の点を直線で連結した場合、その長さがインピーダンス(Z)であり、横軸に対するその直線の角度が位相角です。
体細胞量が多く細胞膜の完成度が高いとより綺麗な半円が描かれ、筋肉量や体水分量が増えるとグラフは左に移動します。
InBodyBWAの仕様
生体電気インピーダンス
8種類の周波数(1kHz、5kHz、50kHz、250kHz、500kHz、1000kHz、2000kHz、3000kHz)で、5つの部位別(右腕、左腕、体幹、右脚、左脚)にインピーダンス(Z)を測定
(BIA)測定項目
3種類の周波数(5kHz、50kHz、250kHz)で、5つの部位別(右腕、左腕、体幹、右脚、左脚)にリアクタンス(Xc)を測定
3種類の周波数(5kHz、50kHz、250kHz)で、5つの部位別(右腕、左腕、体幹、右脚、左脚)に位相角(θ)を測定
電極方式
8点接触式電極法/付着式電極法
測定方法
部位別直接多周波数測定法(Direct Segmental Multi-frequency Bioelectrical Impedance Analysis Method、DSM-BIA 方式)
同時多周波数インピーダンス測定法(Simultaneous Multi-frequency Impedance Measurement、SMFIM方式)
結果項目
[全身・部位別] 体水分量、細胞内水分量、細胞外水分量、細胞外水分比(ECW/TBW)、筋肉量、体脂肪量
[全身] 体重(入力値)、BMI、体脂肪率、除脂肪量、タンパク質量、ミネラル量、骨ミネラル量、骨格筋量、体細胞量、基礎代謝量、水和率(TBW/FFM)、除脂肪指数(FFMI)、
体脂肪指数(FMI)、骨格筋指数(SMI)、適正体重、筋肉調節、脂肪調節、体重調節、目標細胞外水分比、水分調節量、目標体重
[部位別] 周囲長(首、胸部、腹部、臀部、右腕、左腕、右太もも、左太もも)
[その他] 体成分履歴(直近8回分測定結果)、インピーダンスグラフ(部位別・周波数別)、BIVAグラフ
使用電流/消費電力
70±10uA(1kHz)、300±30uA(5~3000kHz) / 70VA
表示画面
1280×800 10.1inch Color TFT LCD
入力インタフェース
タッチスクリーン、キーパッド
外部インタフェース
RS-232C×1、USB Host×2、USB Slave×1、LAN(10/100T)×1、Bluetooth×1、Wi-Fi×1
装置寸法
[本体] W322×L282×H81.5mm [移動用カート装着時] W502×L564×H1260mm
装置重量
[本体] 3.3kg [移動用カート装着時] 15.8kg
測定時間
[メディカルモード] 70秒 [リサーチモード] 140秒
保険点数
体液量測定 細胞外液量測定 60点
まとめ
InBodyBWAのご紹介をさせていただきました!
管理医療機器ですので保険点数が適用できます。
立位だけでなく座位や仰臥位でも測定ができるので
測定者の状況に合わせて測定姿勢を選択できることが特徴です。
株式会社タクミでは、『InBodyBWA』のお取り扱いも実施しております!
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この記事の投稿者
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