InBody(インボディ)とは？体成分を管理して健康な体づくりを！

2022年10月19日

こんにちは。過ごしやすい気候になってきましたね。
『スポーツの秋』『読書の秋』『食欲の秋』『芸術の秋』…あなたはどのような秋をお過ごしですか？
物事に打ち込むのには最適な秋は、ご自身の体について見直し、整えるのにもおすすめの季節です。

はじめに

株式会社タクミの花井は、言わずと知れた『インボディアドバイザー』として、これまでにも数多くの方にInBody(インボディ)を販売、レンタル、リースし、幅広い分野で活用していただいてきました。そんな中で、InBody(インボディ)の魅力や導入のメリット、活用の事例などについて
もっともっと多くの方に知っていただきたい！健康な体作りに役立てていただきたい！と常々考えています。

InBody(インボディ)は、医療現場や研究分野に加えて、最近では測定イベントやトレーニングジムなどでもよく目にするようになり、注目度がますます高まっています。そこで、今一度「InBody(インボディ)って何？」「どんな測定ができるの？」といった原点の部分に立ち返り、順に丁寧に解説していこうと思います。InBody(インボディ)を初めて知った方や、これから導入を検討している方なども、ぜひ参考にしてみて下さい。

InBody(インボディ)って何？　

InBody(インボディ)は、体を構成する基本成分『体水分・タンパク質・ミネラル・体脂肪』を定量的に分析することができる装置です。
従来の体組成計との大きな違いは、性別や年齢などの全く統計補正を行わないため、
精度の高い数値を測定できるという点です。その、『ありのままの数値』をもとに

栄養状態に問題がないか
体がむくんではいないか
身体はバランスよく発達しているか

など、体成分の過不足や、目に見えない体内の状態を分かりやすく評価することができます。結果を見れば必要な運動量や栄養摂取についても明確になるので、効率的に健康の改善や維持に役立てることができます。

人の体は何でできているの？4つの体成分について簡単解説！

InBody(インボディ)測定では、人の体を大きく4つの成分に分けて正確に測定し、その数値をもとに分析・評価を行います。まずはこの４つの基本成分『体水分・タンパク質・ミネラル・体脂肪』について、しっかり押さえておきましょう。

ここではそれぞれの成分が体内でどのような働きをしているのか、また過不足が体にどのような影響を及ぼすのかについて解説していきます。

体水分

体水分は体を構成する成分の中で最も多い成分です。なんと男性の体は約60％、女性は約55％が水分でできているといわれています！体水分の役割は、摂取した栄養を体の細胞に届けることと、老廃物を体の外に排出することです。
体の水分バランスが崩れるとむくみや、めまい、血行不良、頭痛など健康面でさまざまな影響が出ることがあります。

タンパク質

タンパク質は、体を作ったり動かしたりするために重要な栄養素です。皮膚や髪、爪、筋肉、内臓などもすべてタンパク質でできています。タンパク質が不足すると、基礎代謝や免疫力の低下、さらには記憶力の低下にもつながります。
筋肉を構成する体水分とタンパク質を増加させるためには、適切な筋力トレーニングなどの運動をするとバランスの取れた食事を継続することが大切！鶏ささみ、まぐろ、カツオ、たまご、大豆など良質なタンパク質を豊富に含む食材を意識的に取り入れましょう。

ミネラル

カルシウムや鉄分などに代表されるミネラルは、骨や筋肉を丈夫にする・体の発育や代謝を促進する・水分バランスを調整するなど、さまざまな役割を担う栄養素です。ミネラルは100種類以上ありますが、健康を維持するうえで必要不可欠な必須ミネラルは16種類と言われています。
それらが不足すると骨折や骨粗しょう症、肌荒れ、冷え性、抵抗力の低下などの要因になります。ミネラルを多く含む食材を意識してバランスの良い食事を心がけましょう。

体脂肪

体脂肪は多すぎると肥満やメタボリック症候群の原因となると言われています。しかし、少なければ少ないほど良いわけでもなく、ホルモンバランスの乱れや免疫力低下を引き起こすことも考えられます。
無理なダイエットによって体脂肪率をただ落とせば良いというわけではありません。適度な筋肉と脂肪のバランスが健康維持には最も大切です。
InBody(インボディ)では測定する人に合わせた適正な体脂肪量が提示されるので、健康的でバランスの取れた筋肉と脂肪の量を具体的に知ることができます。

まとめ

体成分バランスは健康のバロメーターとも言えるほど重要だということがお分かりいただけたでしょうか？
たとえ体内でバランスが崩れていても、自覚症状がなかったり見落としたりすることも多く、体の不調や疾患につながることもあります。
InBody(インボディ)で定期的に測定することで、ご自身の体の変化について深く知り、生活習慣を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。